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親にトラウマがある女性の恋愛克服法②

 

父親にトラウマがあるのに

同じような男性を選んでしまう女性の理由
についてもう少し詳しく書いてみましょう。

*前回の記事:親にトラウマがある女性の恋愛克服法① はこちら

「お父さんからもっと愛されたかった」
という想いが強いと「引き寄せ」が起こり
父親と似た男性との出会いが増えます。

「お父さんから得られなかった」と感じる愛を
似たような男性から愛されることで
埋め合わせようとするからかもしれません。

でも、3年ほどして恋愛感情が薄れると
子供の頃から「嫌悪感」がある
「父親」と似た部分が目につくようになります。

このケースの場合「彼」も「夫」も「父」も
一人の女性においてどこか連鎖していると言えるでしょう。

男性に対する「嫌悪感」をなんとかしたい。
そうしないといつまでも幸せになれないのではないだろうか。
そう思っている女性も多いかと思います。

ここで大切になって来るのは
「母親目線を卒業する」という心の儀式です。

それは、いったいどういうことなのでしょうか。

◆  「母親目線」からの卒業が必要なワケとは?

父親にトラウマがある女性の多くは
「お母さんの愚痴」を聞いて大きくなったのではないでしょうか。

どんな「愚痴」かは人それぞれでしょうが
意味合いとしては

「お父さんは私を愛してくれない」
「私ばかりが我慢している」

と言った内容でしょう。

娘は「女性同士」である母親に共感し、
苦労をしている母親の味方になることで
「いい娘」になろうとします。

実はここで、
母娘にちょっとした温度差が生まれています。

母親はただ単に娘の方が言いやすいから」
事あるごとに夫婦関係の愚痴を言います。
これはある意味「ガス抜き」。
いわばガールズトークに近いもの。

でも、子供にそんな真意はわかりません。
真面目な子ほど母親の愚痴をうのみにし
「お母さんを苦しめるひどい父親」と思い込んで行きます。

娘にとっては自分の「父親」なので
悪口を聞くのは本当に辛いことなのですが、
身近に頼りになるのは母親の方なので反発出来ません。

一方男性である父親は、家庭であれこれしゃべらない。
されど母親は女性故に、しゃべることが生理現象。

同じく女性である娘には、
しゃべらない「父親」を理解しようがありません。

こうして、娘の「母親目線」が出来上がって行きます。

これが女性の最初の「男性観」になる。
考えてみたら恐ろしいことです。

私もずっと母の味方をしてきた娘の一人です。
「母の嘆き」を通じて一方的に父親を見て来ました。

しかし、30代にあることがきっかけで
父に対する見方が大きく変わりました。

仕事もプライベートも挫折し一人になって
母親すらも頼れなくなった私に
送られて来た父からの一通の手紙。

その手紙に挫折した私を責める言葉はなく
「俺はお前を信じている」とまっすぐ書かれていました。

狭い一人暮らしの部屋で手紙を読み
「父は私の味方なのだ」
込み上げる想いが決壊し泣き崩れました。

そこから意識が変わり、父という人間を
「母を介さず」直接見れるようになりました。

そしてそれ以来、「父と似た男性」と出会う
スパイラルがすっかり断ちきれたのです。

お父さんとすでに直接やりとり出来ない方は
一人の人間として客観的に考えてみると

いいかもしれません。

父親は父親なりに、
完璧じゃなくても家族のため頑張ったはず。

それが母親の理想と違ったとしても
娘を育てるため一生懸命だったことには変わりないのです。
それを男性は口に出せないだけ。
父には父の大変さがきっとあったはずです。

娘は社会に出て初めて、
父親を察することが出来るようになるのかもしれません。


お父さんを「一人の人間」としてとらえることが出来たなら
その時からあなたの「母親目線」の卒業が始まります。

<次回につづく>

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ABOUT US
じゅえん
ヒーラー・占星術師・美容整体師、女のしあわせ研究家 珠艶(じゅえん)。 宮司の家系に生まれ、30代で整体師、40代でヒーラーとなる。 東日本大震災を期に、ヒーリングサロン「レボルシオン」を東京麻布十番から仙台に移転。羽黒山伏である夫と共に、クライアントを愛と光のある人生に導く。 長年に渡り「男女の愛」を研究、縁結びヒーリングを得意とし、全国から顧客が訪れる。 著書「女整体師が教える快感のスイッチ」他。