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スピリチュアルは皆同じでない。本物を見抜く方法は?

前回に引き続き、
「スピリチュアルは皆同じではない」
というテーマについて書かせていただきます。

スピリチュアルに憧れる方の中には
「神様の声が聞ける」と言う人(チャネラー)や、

「霊的なものが見える」
ということを看板にしている人の元を
渡り歩いている方もいます。

そして、「そんなスゴイ人に私もなりたい!」
と憧れています。

しかし、
この世界にこそ本物は限りなく少ない!

声を大にして言いたいですが
それが現状です。

何故なら、サイキック能力は
利他愛が極まっても
自己愛が極まっても
開いてしまうものだからです。

確かに、他者への愛と奉仕が極まることで
本当に神様の声が聞こえるようになる人もいます。

言い方を変えれば、完全利他愛の神様の領域に
努力によって近づいたからこそ
神様との回路が開いたのです。

これが、「本物」と言われる人たちです。

しかし、そうなるためには、
人間の自我やエゴを削ぎ落さなければならず、
そのためには、かなりの禊を越えなければなりません。

かじった程度で「修行した」という人もいますが
正直そんなレベルでは難しいです。

自分のエゴと向き合い、
自らをお腹の底から見つめる強さが無いと
禊は越えられません。

自分に囚われているうちは難しいのです。

他者の幸せを祈る心、
他者への奉仕の心が何より強くならないと、
本物のスピリチュアリストにはなれないでしょう。

一方、最近のスピリチュアル業界を見て感じるのは、
自己愛型のサイキックが多いということ。

臨床心理の世界でも言われることですが、
自我が肥大化して自己愛が極まると、
幻想や妄想を見るようになる人もいます。

それだけならまだいいのですが、
自己愛が極まると、低級霊と結びつくケースもあり
それが理由で、サイキック能力が開いてしまう人もいます。

これがやっかなことに
かなりのことを言い当て、人を集めるのです。

しかし、当たるからと言って信望していると
残念なことが必ず起きる。

光に向かっているはずが、一向に幸せにならず
闇と孤独に向かってしまうのです。

何故なら、あれこれ言い当る目的が
他者を幸せにするためではないからです。

人を支配してコントロールし、
本人のエゴを満たすことにあるから。

しかし残念なことに、そのような人ほど、
上手に愛を語るのです。
聖人のように壮大な使命を語って聞かせます。

もしかするとこれは、臨床心理的に言えば
サイコパスと言われる領域なのかもしれません。

また、そのようなサイキッカーは
私は〇〇の生まれ変わり
(聖人や神様の転生など)
といった、普通の人が驚くようなことを看板にして
自らをアピールする特徴もあります。

決して間違えてはいけないのは、

本物のスピリチュアリストには、
本来、謙虚さや思いやりがあるということ。

本物になればなるほど
人を利用して、エゴや自己顕示欲を満たすようなことなど
決して出来なくなります。

人は、ちゃんと神様を学べば学ぶ程、
自らの不完全さを知ります。
そして、本来の完全性にも気づきます。

そのことで
ありのままの自分が受け入れられるようになる。
だから結果、
首を垂れる稲穂のように謙虚になって行くのです。

本来、スピリチュアルな学びとはそういうもの。

人のエゴを弁護するものではなく
人間性を磨くものだと思います。

私が若い頃修行をした場所には
「さにわ」という専門家が存在していました。

「さにわ」とは、
「神様の声が聞こえる」と言う人が
本当に神様の声を聞いているかどうかを見定める特殊な人です。

そこには様々なサイキッカーがお忍びで訪れ
多くの人が「それは違います」と
たしなめられていたのを見て来ました。

中には、当時の有名な宗教家もいましたし
信望者を集めていた自信満々の方もいました。

だから私は、神様と繋がることが
簡単ではないことを知っています。

私も今まで、ここぞという時だけは
神聖なメッセージをお伝えすることもありました。
その方の幸せのため、
重要なことを言い当てることもして参りました。

されど、それを売りにして、
簡単に神様を語るようなことだけは出来ません。

何故なら、私たちは本物を目指しているからです。
だからこそ、今も夫婦で禊を続けています。
それはおそらく、一生続くことでしょう。

どちらがいいとか、
悪いとかではないかもしれませんよね。
その人が、何を選ぶかだと思います。

されど、本物に出逢わないことには
一時の癒しにはなっても
本当に神様を知ることは出来ないでしょう。

今回のテーマは長年思っていても、
なかなか言葉にしずらいことでもありました。

このブログが、必要な方に届けばいいなと祈っています。

合掌
 

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ABOUT US
じゅえん
ヒーラー・占星術師・美容整体師、女のしあわせ研究家 珠艶(じゅえん)。 宮司の家系に生まれ、30代で整体師、40代でヒーラーとなる。 東日本大震災を期に、ヒーリングサロン「レボルシオン」を東京麻布十番から仙台に移転。羽黒山伏である夫と共に、クライアントを愛と光のある人生に導く。 長年に渡り「男女の愛」を研究、縁結びヒーリングを得意とし、全国から顧客が訪れる。 著書「女整体師が教える快感のスイッチ」他。