こんにちは。
ヒーラー・占星術師・美容整体師・女のしあわせ研究家、珠艶です。
2023年3月21日(火)6時24分は春分です。
ホロスコープの世界では
春分(牡羊座0度)から一年が始まるため
ある意味ここが「元旦」のような位置付け。
また、その年の運勢の傾向やテーマを
春分の天体配置図から予測することが出来るのです。
2023年春からはどのような一年となるのでしょうか。
2020年の木星×土星の
水瓶座グレートコンジャンクションを経て
2023年3月24日には
「絶対的なもの」という意味を持ち
世代に多大な影響を与える「冥王星」も
最初の水瓶座入りを果たします。
産業革命以降、長らく続いた「土の時代」が
(お金や物、形あるものが最も重要だった時代)
この2~3年で行ったり来たりしつつも
本当の意味での終焉を迎えようとしています。
その先にあるのは、
私たちが地球と共存するための「知性の時代」。
今年はまさに大きな変化の過渡期。
いよいよ時代が変わって行くのです。
そんな渦中の2023年をどのように過ごしたらよいのか
春分のチャートから読み解いてみたいと思います。
【2023年3/21春分図解析】引き続き「隠れた真相」が明るみに出る年
2023年春分の天体配置図です。
主要な天体がすべて、向かって左側に位置しています。
12ハウスに、太陽・月・水星・土星・海王星と5天体。
12ハウスは目に見えない世界や、水面下の世界、
真相真意、深層心理といった
表向きには見えにくい世界を表わします。
まず、政府や権力者を示す太陽が、牡羊座×12ハウスに。
これは、表向き調和的で穏やかでも
内心は野心的で自己中心的な様子、
あるいは、見えない場所での独断などを表わします。
そして太陽は、水星×牡羊座×12ハウス、
海王星×魚座×12ハウスとコンジャンクション。
※コンジャンクション → 天体同士が重なる現象のこと
水星は表向き出回る情報や、権力者の発言にも
同じような傾向があることを示しています。
また、気になるのが海王星。
未だ政治が、水面下で宗教団体と繋がっているとも読めますし、
場合によっては、権力者のどなたかが亡くなる可能性も。
(実際に先日、某宗教団体のトップが他界しました)
更に、太陽・水星・海王星のコンジャンクションと
火星×双子座×3ハウスが抑圧関係(90度)のスクエアです。
昨年の安倍元首相銃撃事件以来、
すでに流れは始まっているのですが、
今年は更に、隠れた権力のエゴが明るみに出て
国民の怒りと言論にさらされるでしょう。
一方、国民・一般庶民を示す月は魚座×12ハウスに。
マスクの緩和など、
コロナ感染対策の規制がゆるくなったものの
先が見通せない状況に、内心不安を募らせている様子。
雲の中を飛ぶ飛行機のような心境。
「自由でよい」とはいえ自己責任。
どうするかは人それぞれ、流動的となりそう。
12ハウスだけに、
コミュニケーションのオンラインやネット活用は
引き続き続くでしょう。
これらはすでに定着してしまった感もあります。
また、月と天王星×牡牛座×1ハウスが
セクスタイル(60度・努力を伴う協力関係)ですので
一方で、コロナ禍仕様の行動を
元に戻そうとする努力もなされるでしょう。
もし、感染者が増えた場合は
制限まではいかずとも、再び対策の呼びかけがあるかも。
そのように行きつ戻りつではあるのですが
段階を経て、日本もアフターコロナへと向かって行くようです。
世の中は一旦、楽観的なムードに…ただし注意点も
12ハウス多めということで
少々深刻な星読みから始まってしまいましたが
ASC(東の地平線・1ハウスの起点)の傍には
大らかな発展の星・木星×牡羊座×1ハウスがあります。
春分のASC(アセンダント)は
その年を象徴する第一印象を示すのですが、
根アカな木星が近くにいるお陰で、
世の中は、コロナ禍解放の喜びに勢いづく印象があるでしょう。
そのため、多くの人が出掛けやすくなり
街や観光地には人が増えるでしょう。
帰省も、コロナ禍前のように出来るのではないでしょうか。
ただし、今回の春分の木星は
ノーアスペクト(どの天体とも繋がらない状態)ゆえに
いかんせん、周りが見えていません…
楽観的ムードだけにのまれてしまうと
少々危険もありそう…。
新型コロナが第5変更とはいえ、
医療体制が完全に整うには時間もかかるはず。
ご心配な方はやはり
個人的に対策をした方がいいかもしれないですね。
トラウマや心の傷、疲れを癒すことが「開運」に
春分のASC(アセンダント)には
カイロン(キロン)という天体がコンジャンクションしています。
アセンダントとのコンジャンクションは
エネルギー的に重要な意味を持ちますので、ぜひ注目したいところ。
カイロンとは、太陽の周りを51年半の周期で回る
変則的な軌道を持つ小惑星。
霊的な世界と現実をつなぐ役割を持ち、
ヒーリング、カウンセリング、セラピー、占星術、マッサージといった
自然療法や、ハンドケアを象徴する天体です。
またカイロンは、その方の傷のありかを教え
修復へと導いてくれます。
春分の瞬間、カイロンは牡羊座に。
カイロン×牡羊座は
「自分らしさ」や「個性」を傷けられた
トラウマを癒すパワーを持っています。
やりたいことを認めてもらえなかった、
ありのままの個性を否定された
形や規格重視の「土の時代」においては
「こういう人が正解」
「こんな生き方が正解」
といった風潮が広く世の中にあったため
「自分らしさ」が傷つくような経験は
案外、多くの人がしていると思います。
しかし、来たる3月24日に冥王星が水瓶座入りすると
いよいよ本格的に「個性の時代」がやって来ます。
変化の過渡期において、カイロンが手を差し伸べている。
自分を出すことへの恐れを癒しましょう、と。
カイロンが「もう大丈夫」とメッセージを送っているのです。
また、カイロン×牡羊座には
「リーダーシップへの恐れを癒す」という意味も。
新たなアイディアを打ち出すことへの恐れ、
と同時に、過去を変えて行くことへの恐れを
手放すよう導いてくれます。
今年はカイロンの応援が入るため
まさにヒーリングや、各種セラピーの受け時。
「当たり年」と言えるでしょう。
更に今期のカイロンは、
木星ともコンジャンクションの関係に。
傷を癒すことそのものが運を開き、
成功や発展に繋がることを示しています。
2023年はどんな方にとっても、
過去の囚われから解放されるチャンスなのです。
心の傷だけでなく、カラダのお疲れを癒し
新たな人生への活力を養うのにも向いています。
ぜひ、カイロンパワーと繋がり
「自分らしさ」や「元気」を取り戻していただけたら幸いです。
経済は「堅実な努力」がものを言う一年
一方、社会における役割や、
仕事を示すMC(10ハウスの起点・南の天頂)が山羊座に。
山羊座は「堅実な努力家」を象徴しています。
今年の経済は、規制緩和で一気に回復するというより
「地道な努力が必要である」と星が伝えています。
そのため、手堅い方向に目が向く人が増え
就職や転職先なども
安定した仕事・企業に人気が集まるかもしれません。
また、ASC(アセンダント)のサビアンシンボルも
「毛糸を編むインディアン」です。
これも、地道で堅実な努力を象徴するメッセージ。
※ サビアンシンボル → チャネラーによる星のメッセージ
今春は一見、
楽観的なムードが戻るように見えても
総合的には「着実に努力を続ける一年」と
言えるのではないでしょうか。
次回ブログは3月22日(水)牡羊座の新月です。
そして「冥王星水瓶座入り」と続きますので
ご興味ある方はぜひ、ご覧ください。