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50代を幸せに生きるには?「変化の時期」を乗り越えるヒント

こんにちは。
ヒーラー・占星術師・美容整体師・女のしあわせ研究家、珠艶です。

先月私は、59歳になりました。
特にコロナ禍の3年は飛ぶように過ぎてしまった感じがあり、
あっという間に還暦直前。正直、驚くばかりです。

さて、50代というのは
人生の一つの節目のような気がしています。

女性は更年期があるため身体も変わりますし、
価値観や考え方を切り替える
タイミングでもあるようにも思います。

心理上も、人が最も迷いやすく
不安を感じやすい時期であることもわかっています。

それは、若いころから目指してきた理想と現実とのギャップを
実感するからとも言われます。

50代を目前に、あるいは迎えて
不安や迷いを感じている方もおられると思いますので

今回は、私が50代を通して気付いたことを
参考までにご紹介してみたいと思います。

「私は私、これでいい」と思うために

誰にでも理想と現実とのギャップはあるもの。
そこに折り合いをつけるのが50代と言えるかもしれません。

私が日頃からキーワードにしているのは
「私は私、これでいい」
という言葉。

他人の評価ではなく、自分自身の評価です。

どんな方も結局、
その境地に向かっているのではないでしょうか。

それには、自分の向き・不向き、
得意・不得意を認め、受け入れた上で、
理想の着地点を見出すことが必要と思います。

「叶っていない」と絶望するより、
「自分らしさ」を優先し
理想のハードルを下げるのも一手。

場合によっては、
理想の代替えとなりそうなものを
探しても良いと思います。

それでも、理想の追求に意義を感じる方は
「結果は重視しない」と
どこかで割り切っていればOK。

50代になったら、
とにかく自分に優しく等身大になることです。

これは諦めではなく、
「明らかにする」ということ。

そして、今まで頑張って来た自分を
自分で認め、褒めてあげるようにします。

50代前半と、後半は全く違う

50代といっても、前半と後半では全く違います。

一番違うのは体力と気力。

個人差はあると思いますが、
後半になるほど、ゆるやかにパワーダウンするワケです。

これは「見た目の若さ」とは別の問題。

占星術的に解釈しても、
50代前半は拡大期である「木星期」の後半。
まだまだパワフルな人が多い時期です。

しかし後半は「土星期」となり
エネルギー的に制限のある時期に入ります。

馬力だけでは走れなくなり
より知性が必要になるのが「土星期」。

特に許容力などの
達観した「人間力」をものをいう時期に入ります。

50代を幸せに過ごすためのキーワード

足りないものより、あるものを見る

「人生、もっとこうだったらよかった」
そう考えるほど、50代はしんどくなります。

足りないことに嘆くなら、
恵まれていることの方に目を向けましょう。

「人生、何もかもは叶わない」
というのは、どんな人にとっても真理です。

世界中から「凄い」と言われる人にも
得られなかったこと、失ったものがあるはずです。

50代は人生のターニングポイント。

特に必要なのは
「あれもこれもなければ幸せでない」
という考え方を、修正することなのかもしれません。

「幸せの形」を決めつけない

「貯金が○○〇万以上ある人が幸せ」
「自慢できる子供がいる人が幸せ」
「孫がいる人が幸せ」

そのように「幸せの形」を決めつけるのは
もうやめましょう。

もちろんそれも幸せの一つですが、
そうでなくても充分幸せになれます。

幸せとは人の心の在り方・感じ方です。
いくらお金があって、子供や孫がいても
幸せを感じられない人もいます。

独身だろうと、既婚者だろうと
自分らしく生きていれば
多少不満があろうと、それなりに幸せなはず。

幸せは形じゃない。
自分らしくあれることが幸せの原点です。

「守るべきもの」を選択する

若い頃のような、あれもこれもをこなすガッツが
どうしても減少して行きます。

だからやるべきことに優先順位をつけ、
重要な物事のみを選択する必要が出て来ます。

限られて行くパワーを有効に使うには
パワーを集中させることが肝要。

50代は、自分にとって何が大切なのか、
本当に失いたくないものは何なのかを
見極める時期です。

「あとはなくてもいいか~」ぐらいの
潔さも必要でしょう。

他人や、若い人と比べない

50代以降は、体力面などの個人差が大きくなります。

だから、他人と比べても意味がないし、
比べれば比べる程、焦るだけでいいことはありません。

それより、自分のペースを掴むことの方がずっと重要だし、
先々にとっても有効です。

まして、若い人と比べるなど本当に意味がありません。

体力面では衰えても
若い頃にはわからなかったことがわかるようになっている、
それこそが今の自分の価値です。

なのでぜひ、元気で悩み多き若者を
微笑ましく見守る余裕を持ちましょう。

新たな「取り組み事」を始める

減少する気力や体力を補うには
逆に、新たな物事に取り組む姿勢が必要です。

学びは脳を活性化してくれますし、
運動は筋力を増進し、体力アップを図ってくれます。

50代以降は、気力も体力も知力も
自ら作るものと心得ましょう。

ダンスを始めた、水泳を始めた、絵を描き始めた、
などというお話を聞くこともありますが、
それこそが若さを保つ秘訣です。

例えば、独身の方が結婚するのも一つのチャレンジ。

誰かと一緒に生きるには、
価値観を柔軟に調整する必要があります。
よって、体力・気力・知力が総合的に活性化します。

逆に、卒婚して「自立」を目指す方もいると思いますが、
夫婦が納得しての選択なら、それも一つのチャレンジです。

私が占星術を始めたのも50代になってから。

星読みが出来るようになった頃には、
新たに脳神経が発達し、
脳のシワが増えたという実感がありました 笑

衰えに不安を感じたら、むしろ新たな取り組みを。
大きなことほど、気力があるうちにチャレンジしましょう。

自分なりに取り組めば、
いくつになっても進化することが出来るでしょう。

幸せを感じる「感性」を磨く

ズバリ、50代から得をする人は
「幸せを感じる感性」が沢山耕されている人です。

小さな幸せも見逃さずに感動し、
「幸せだな」「有難いな」と思えるかどうか。

これがものすごく人生に影響します。

ただでさえ体は衰えるのですから
ネガティブな人はよりネガティブになってしまう。

だからこそ、小さな幸せも拾える感性や、
物事を前向きに捉える思考が必要なのです。

そして、感性を磨くには
「感じる訓練」をすることがとても大切。

あえて美しいものや、素晴らしいものに触れ
感動の機会を増やすことも大切。

それが自然であっても、スポーツであっても
芸術であってもいい。

趣味がない方は、
何かしら作るといいかもしれません。

そういう意味で、
目に見えないエネルギーを感じ取る
スピリチュアルな学びもお勧め。

また、前向きな考え方を構築できる
哲学的な学びもお勧めです。

人間不思議なことに、全く同じことを経験しても
前向きに感謝が出来る人と、
後ろ向きに不満を感じる人がいます。

この差は歳を取るごとに大きくなり、
「幸せかどうか」の差に繋がります。

50代は、自分を労わりながら乗り越える時期

女性には更年期があるため、
50代は、様々な変化を経験することになります。

しかもこの変化は
自分にしかわからない変化です。

このような時期だからこそ、
どうか自分を労わることを忘れずにいて下さい。

プライドもあると思いますが
相談できる人を持つことも必要だと思います。

この時期を上手に工夫して乗り越え、
やがて来る60代が明るくなるように。

50代を経験したものとして、心から応援しています。

 

珠艶の『 女のしあわせ研究室 』
ABOUT US
じゅえん
ヒーラー・占星術師・美容整体師、女のしあわせ研究家 珠艶(じゅえん)。 宮司の家系に生まれ、30代で整体師、40代でヒーラーとなる。 東日本大震災を期に、ヒーリングサロン「レボルシオン」を東京麻布十番から仙台に移転。羽黒山伏である夫と共に、クライアントを愛と光のある人生に導く。 長年に渡り「男女の愛」を研究、縁結びヒーリングを得意とし、全国から顧客が訪れる。 著書「女整体師が教える快感のスイッチ」他。