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三々九度は突然に!?歳の差カップルの結婚式

 

こんにちは!
女のしあわせ研究家の珠艶です。

最近、女優の吉田羊さんの影響か、
歳の差がある年下の男性との恋愛に憧れる女性が

増えてきたように思います。


恋愛や結婚は魂でするもの。
なので、年齢は全く関係ないと思います。

 

16歳年下の夫と
共に暮らして9年目の私としては、
「これでやっとマイノリティじゃなくなるかも…!
みんな、どんどん頑張って!」
という期待もありますが、

「歳の差カップルって、
乗り越えるコトも色々あるから、簡単じゃないけど…」
という気持ちもちょっと。

だって、歳の差があるほど、

普通の恋愛や結婚と同じようには行かないからです。

私たちも、「お互いしかいない」ことがわかっていても
結婚については相当悩みました。

一番の理由は、夫の両親の反対でした。

結婚を考えた時、私はすでに子供が難しい年齢。
長男の親としては、反対するのも当然…

でも、私たちは、「それでも一緒になろう」
と二人だけで決めたのです。

今日は、そんな手さぐりだった私たちに、

突然、神様が与えてくれた「結婚式」のエピソードを
お話してみたいと思います。

私の祖祖父は、東京の、
ある歴史ある神社の宮司でした。

祖母の代での後継ぎ問題で、
私の代まで神社を継承することは叶いませんでしたが、

「いつか、結婚式を実家だった神社で挙げたい」
少女時代から、そんな憧れをもっていました。

我が家から神社を継承して下さった宮司先生は、
口数が少ないながらも、信仰が厚く、
素晴らしい人格と人徳があり、
深く神様と繋がることが出来る方でした。

先生は、その後の私にとって、
第二の父、師匠のような存在だったのです。

私がまだ30代の頃、
「結婚式を挙げていただけますか?」
と、恐る恐る先生に聞いてみたコトがあります。

その時私は、今の夫とは違う、

別の男性とお付き合いをしていました。

しかし、宮司先生の答えはNO。

 

「ご存じと思うけど、ここの神様は強い(厳しい)からね」
それが答えでした。

きっと先生は、「彼は違うよ」と

私におっしゃりたかったのでしょう。

でも、その時の私には、猛烈なショックでした。

不思議なことに

その後、その男性とは間もなく別れることに。

 

それ以来私は、
「子供の頃からの夢であっても、

神社での結婚式は諦めた方がいいのだ」

と思うようになりました。

「私は、ここの神様から結婚を許してもらえない…」
と、勘違いしてしまったのです。

その後、今の夫と出会い、
共にヒーリングサロンを立ち上げ、
2011年、東日本大震災を期に東北移住を決意しました。

 

東北から東京まで通って下さっていた
お客さまが皆さま被災されたため、
現地に住んでサポート活動をしたい、と思ったからです。

すでに私たちには、結婚の意志がありましたが、
両親の猛烈な反対を受け、

前に進めない中での、移住の決断でした。

移住の報告を宮司先生にすると、
「まさか、あなた一人で行くの?」
と、心配そうに聞いて来られました。

私が、「いいえ、彼(今の夫)と一緒に行きます」
と答えると

「ならば二人で神様にご挨拶に来なさい」
と。

ご祈祷の当日は、
ご神前で新たな出発へのご守護を祈願しようと、
二人とも白い服を選んで着て行きました。

神社の御神前で、
いつものご祈祷のように宮司先生を待っていると、

先生は、御祭の時と同じ

立派な衣装を身に着けて現れました。

 

そして突然、彼(今の夫)に、
「あなたの結婚への考えを聞かせて下さい」
と。

突然の質問に驚きつつも、
彼は、自分の結婚に対するビジョンを先生にお伝えしました。

先生は「わかりました」とだけおっしゃって、
静かに御神前の祭壇の階段を…

ここまでは二人とも、
この先何が起こるかを全く予想していなかったのです。

厳かに祝詞が始まり、深く頭を下げていると、

「あれ?」

いつもとは違う祝詞…

これは…

もしや、婚礼の祝詞…!?

信じられないけど、
間違いない…

あまりのことに、
思わず涙腺が決壊してしまい、

私は両手で顔を押さえるのがやっと。

祝詞が終わると、宮司先生は、

奥から立派な御三宝(ごさんぼう)を掲げて私たちの元へ…

その御三宝には、
婚礼の三々九度の杯が乗っていたのです。

こうして、
私たち二人きりの結婚式が行われました。

子供の頃から憧れた結婚式。

それは、私を一番守って下さった神様から

「これでよし!」と太鼓版を押していただく結婚式。

私の出生縁の神社、産土の神様の元、
尊敬する宮司先生のご先達。

花嫁衣装もなく、

参列者もいませんでしたが、

私にとっては、これ以上何も望めない

最高の結婚式でした。

しかもこの時、

宮司先生はすでにご病気で、

 

奇しくもこれが、

先生との最後のセッションになったのです。

先生は、神のご意志の元、

私たちが「魂のパートナー」であることを
最後の力を振り絞って示してくださった。

間違いなく私たちにとって
生涯忘れることが出来ない、人生最高の結婚式となったのです。

 


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珠艶の『 女のしあわせ研究室 』
ABOUT US
じゅえん
ヒーラー・占星術師・美容整体師、女のしあわせ研究家 珠艶(じゅえん)。 宮司の家系に生まれ、30代で整体師、40代でヒーラーとなる。 東日本大震災を期に、ヒーリングサロン「レボルシオン」を東京麻布十番から仙台に移転。羽黒山伏である夫と共に、クライアントを愛と光のある人生に導く。 長年に渡り「男女の愛」を研究、縁結びヒーリングを得意とし、全国から顧客が訪れる。 著書「女整体師が教える快感のスイッチ」他。