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愛と支配の違い

 

「似てるけど全く違う」
心のエネルギーシリーズ。

本日は「愛」と「支配」の違いについて。

「理想のタイプはひっぱってくれる人」
そうおっしゃる女性、多いですよね。

でも、ちゃんとした愛をもって
女性をひっぱれる男性って、
この世の中とても貴重かもしれません。

一見、リードしているようで
俺サマ的に支配したいだけかもしれない。
だから見極め、大切ですよね。

ところで、「支配」は
先日お話した「干渉」とも似ています。

「ああしなさい、こうしなさい」
が過剰なのは同じ。

でも、
支配の根っこは「傲慢」。
干渉の根っこは「不安」や「心配」。

エネルギー的にちょっと違います。

また、「支配欲」という言葉がある通り、
本人の「欲」によって行われます。

支配と言うと権力者の特権のようですが
そうではない。

普通の人間関係にもよくあること。

人を上から見下し
エゴでコントロールするのが支配。

そこから得るのは「優越感」
優越感を得て、安心するのです。

支配体質の人は
あらゆる人間関係に上下を作る。
そして何かと優位に立ちたがる。

年齢や性別、
職業、肩書き、財産、家や持ち物、
なんでも上下に考える。

最も問題なのは、親子の支配関係です。
子供の頃からなので、人格形成に影響を及ぼします。

特に支配欲の強いお母さん。
これが難しい。

子供に対する「分身」意識が強く
母性本能+支配と干渉が混在しているため
子供にとってとにかく重い。


産んであげたのだから、
育ててあげたのだから。
従いなさい。

「あなたのためよ」と言いながら、
ベースにあるのは自分。

スピリチュアルな親子愛、
「神さまから魂をお預りする」
「子育てを通じ学ばせていただく」
とは程遠いものです。

親の支配を受け入れて育つと
大人になっても
物事を自分で決めるのが不安になります。
そこから脱却したくてヒーリングにいらっしゃる方も
少なくありません。

親が子供を支配していまう目的に
「老後のめんどうを見させたい」
があるのだとよく聞きます。

ただ、自分の老後を心配しても
子供の老後について真剣に考えている人は少ない。

親の愛は無償のはずなのに、
当たり前のように見返りを求めていて
自分のことしか頭にありません。

勿論、そこまでの人は全体の一部と思います。
でも、セラピーをしていて
想像以上に多いのだ、と実感しています。

日本社会に精神教育が抜けてしまった
象徴なのかもしれません。

本当の愛って何でしょう。


気付いた人から本気で考えないと、
このままでは次の世代が育たない。
そんな危機感さえ感じます。

「愛」は相手の幸福を優先します。
「支配」は自分の満足のため人を動かします。

「愛」は、時に厳しさを伴います。
それは相手の幸せにつながる厳しさです。
「支配」は、一言で言えばパワハラです。
本人の支配欲を満たすために行われます。

その裏側には、「自分は人を支配してよい」
という理由があります。
かつて本人も
誰かに支配されてきた経緯があるかもしれない。
深いコンプレックスや
自信のなさの裏返しなのかもしれない。

また、支配関係の場合、
支配されている側の方が
「愛」だと勘違いしているケースが多い。

「強いものに守られている」
と思い込んでいるのです。

苦しい。逃げ出したい。
でも、逃げるのが恐い。
守られなくなったら生きて行くのが不安。

そこまで苦しいのは、
「愛」ではなく、「支配」だからなのに。

心をよく見るという習慣、
とても大切ですね。


忙しいからと言って
感情に任せて生きていると
過去の習慣に流されて生きていると

愛のつもりが
執着や干渉、依存や支配。。

人間ですからね。

何故こんなことを書けるかと言うと
私自身も今まで沢山失敗したからです。

私たちは皆、完璧じゃない。
いくつになっても
成長の過程にいます。

「心を見る習慣」は
幸せへ向かうための階段です。
どんな人も登れます。

登ればきっと、
あなたの心の景色が
今より明るく美しく変わることでしょう。

 

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珠艶の『 女のしあわせ研究室 』
ABOUT US
じゅえん
ヒーラー・占星術師・美容整体師、女のしあわせ研究家 珠艶(じゅえん)。 宮司の家系に生まれ、30代で整体師、40代でヒーラーとなる。 東日本大震災を期に、ヒーリングサロン「レボルシオン」を東京麻布十番から仙台に移転。羽黒山伏である夫と共に、クライアントを愛と光のある人生に導く。 長年に渡り「男女の愛」を研究、縁結びヒーリングを得意とし、全国から顧客が訪れる。 著書「女整体師が教える快感のスイッチ」他。